第24回『このミス』大賞 1次選考通過作品一覧
第24回を迎える本賞に、計461作品のご応募をいただき、まことにありがとうございました。
1次選考を通過した作品は以下の22作品です。
1次選考通過作品一覧
1次選考通過作品
『名探偵・桜野美海子と天国と地獄』凛野冥
無戸籍者たちとその支援者によって作られた擬似家族
新しい家族の形を提唱していたその屋敷が惨劇の舞台に……
→作品講評
『邪道の釣り師』水庭滉明
不正行為に長けたプロの釣り師が
魚にまつわる不可解事を次々に解き明かす
趣味性の強いライトな私立探偵小説
→作品講評
『ノーサンライト』楠夏目
誘拐屋→殺し屋→回収屋というシステムに
スリという異物が紛れ込む
ノンストップのコミカルクライムミステリだ
→作品講評
『義賊の叫び』蒼生寧宏
日本銀行破綻を目論む、謎の投資家“ロビンフッド”とは?
マーケットを知り尽くした天才投資家が真相究明に挑む
思惑が絡み合うスケールの大きなマネー・サスペンス
→作品講評
『その青をこえていけ』高峯砥山
死者の脳を一時的に活性化させ
記憶を取り出すことが可能になった近未来
アンドロイドのルリが事件の謎を追う
→作品講評
『ベルガモットの放火魔』竹条ひと花
火災現場に残るベルガモットの香り
続く放火事件の陰に隠された事実を追う
「上級国民」二人の真意に注目せよ
→作品講評
『ミラーリング』ジョウシャカズヤ
アパートの隣同士で起きた密室殺人
事件を追う刑事もまた問題を抱えていた
すべては鏡に写した犯罪なのか
→作品講評
『データで全てはわかりません!』相澤新
データサイエンス×鉄道(!?)というユニークな組み合わせが光る
主催者不明、出題内容は不可解、けれど賞金は五千万円!
陰謀が隠された怪しげなコンペにデータサイエンティストが挑む
→作品講評
『家族の刻印』四方響
一五年前に五歳の子を認知したことが戸籍に記されている
だが、認知の記憶はない
一五年前に一体何が起きていたのか……
→作品講評
『探偵VS.サイコキネシスト 奇跡の密室は崩れない』入谷眞琴
スピリチュアル研究家を殺したのは、敵対団体の「奇跡」の力?
サイコキネキストが「うっかり」作った密室が事態を思わぬ方向に動かす
→作品講評
『蜜蜂を飼う人』多幸八智朗
あこがれの田舎暮らしを愛する妻とはじめた男
彼にはいくつも秘密があった
殺しが殺しを呼び、やがて暴かれる
→作品講評
『ぼくたちの告解』高森泉
小学校で起きた殺人の余波は
十五年後に新たな事件を引き起こす
倒叙と犯人探しを両立させた技巧派サスペンス
→作品講評
『ポートアイランド連続〇〇事件』葛西京介
にぎやかなAI研究者が集う部屋に
怪しい秘密と言葉の謎はどこまでもさまよう
→作品講評
『誰のものでもない』源内五織
作家とAIが小説を競い合うイベント
だが、作家は姿を消した
不可解な告発の真相は……?
→作品講評
『馬と亀』波北明道
熱意溢れる新米女性刑事と厭世的なベテラン悪徳刑事
対照的な二人の捜査官の軌跡がクライマックスで劇的に交叉する
読後感爽快な警察捜査小説
→作品講評
『財務省爆破!』中野雅至
財務省が爆破され、テロ行為はさらに続く
事態の収拾役に指名されたのは
敬語が使えない元財務官僚だった
→作品講評
『記憶の彼岸』琴吹耶生
他者の脳記憶データをレビューする配信者が
殺人犯のそれを手に入れて闇落ちしていく
未来的な技術と迷惑系を組み合わせたSFミステリー
→作品講評
『龍犬城の絶対者』犬丸幸平
北京の紫禁城で日本人の男が
贋作づくりにはげんでいると
腹の肉を削ぎ死亡した宦官が密室で見つかる……
→作品講評
『アナヅラ様の穴場』四島祐之介
長野県の都市伝説「アナヅラ様」
その正体は――殺人者なのか?
肉体派の女探偵がハードに謎を追う
→作品講評
『Moanin’ -モーニン-』矢上新十郎
殉職した婚約者の無念を晴らすため
大阪府警の組対に転属となった刑事が
風俗情報サイトの利権絡みの事件を捜査する
→作品講評
『人間は生きてる限りアイを知る』悠木允
不老不死の少女は旅に出る
悠久の時をいかに生きるかを知るために
少女が訪れた四つの場所で不可解な事件の謎を解く特殊設定ミステリ
→作品講評
『夏囚』碧井丈
あの夏の不可解な采配
「甲子園の悪人」と呼ばれた監督はなぜ
死を選んだのか……?
→作品講評
次回作に期待
あと一歩の作品に選考委員から一言
『仮想の檻』冬海凛
『シリウスを討て』才川真澄
『Adieu…面影に沈む』倉田久代
『Hate my Heart』弓月冬彦
『死なないバディ』中村駿季
『殺意と救命のボーダー』江原真理子
『神話へ続く道』矢崎紺
『揺らめく脚』島村優輔
『和菓子屋に探偵有り』結坂いと
『夢魔の棺』南野海
『彼のパパは返さない』池井軽
『夢の国の消失』角張智紀
『ユビキリ』竹鶴銀
『イァリスは殺人を知らない』石川拓郎
『キューナナ』ウシジマタクロヲ
『蝉時雨を浴びた茹で蛙』天田洋介
『ある探偵の物語』高円寺くらむ
『死者の学校』柚崎諸人
『我らの時代の終わり』佐伯巧一郎
『速業殺人にうってつけの日』悠木允
『少年の記憶、そして怪人』暁ただし














