第19回『このミス』大賞 2次選考通過作品一覧
2次選考の結果、最終候補作は以下の6作に決定しました。
選評には、選考通過のポイントや弱点の指摘などが、的確に書かれています。作品を選ぶ、選考委員の“生”の声ですので、作家志望の方にとっては有益なアドバイスになると思います。今回惜しくも選にもれた方、次回への応募をお考えの方には、ぜひ目を通していただければと思います。
2次選考通過作品一覧
『砂中遺物』龜野仁 |
『甘美なる作戦』呉座紀一 |
『虐待鑑定 ~秘密基地の亡霊~』高野ゆう |
『クロウ・ブレイン』東一眞 |
『悪魔の取り分』柊悠羅 |
『三つ前の彼』新川帆立 |
2次選考コメント
2次選考通過作品
『砂中遺物』龜野仁
中国に飲み込まれてしまった日本。
犯人護送中の車両が何者かに襲撃される。
背後に渦巻く人々の思惑と運命は……
→作品講評
『甘美なる作戦』呉座紀一
ヤクザ稼業はトラブル稼業。
組員未満の二人に、無理難題が押し寄せる。
宗教団体の利権を狙った犯行の結末は……?
→作品講評
『虐待鑑定 ~秘密基地の亡霊~』高野ゆう
児童虐待を鑑定する「臨床法医」
虐待の加害者が首吊り死体に
彼の経験した過去の事件とつながりはあるのか
→作品講評
『クロウ・ブレイン』東一眞
カラスはなぜ人を襲うのか。
カラス襲撃の先にある鳥インフルエンザの謎とは。
新聞記者の主人公は、真相を求めてひた走る。
→作品講評
『悪魔の取り分』柊悠羅
舞台は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と共存せざるをえない日本
抗インフルエンザ新薬を巡る策謀に、若手官僚とベテラン刑事が立ちむかう
→作品講評
『三つ前の彼』新川帆立
御曹司が奇妙な遺言を残して早世した
元カノの強欲弁護士がその真意を解き明かす
→作品講評