『このミス』大賞とは
大賞賞金:1,200万円 / 大賞作品書籍刊行
文庫グランプリ賞金:200万円 / 文庫グランプリ作品書籍刊行
本大賞創設の意図は、面白い作品・新しい才能を発掘・育成する新しいシステムを構築することにあります。ミステリー&エンターテインメントの分野で渾身の一作を世に問いたいという人や、自分の作品に関して書評家からアドバイスを受けてみたいという人を、インターネットを通して読者・書評家・編集者と結びつけるのが、この賞です。
『このミステリーがすごい!』など書評界で活躍する著名書評家が、読者の立場に立ち候補作を絞り込むため、いま読者が読みたい作品、関心を持つテーマが、いち早く明らかになり、作家志望者の参考になるのでは、と考えています。また1次選考に残れば、書評家の推薦コメントがネット上にアップされ、プロの意見を知ることができます。これも、作家を目指す皆さんの励みになるのではないでしょうか。
2002年に創設した『このミステリーがすごい!』大賞からは、第153回直木賞を受賞した東山彰良氏や、第15回大藪春彦賞を受賞した柚月裕子氏、第71回日本推理作家協会賞受賞(短編部門)を受賞した降田天氏、第24回大藪春彦賞を受賞した辻堂ゆめ氏、累計1000万部突破の「チーム・バチスタの栄光」シリーズの海堂尊氏などの作家を輩出しています。また、受賞作品からは多くのベストセラーが誕生し、『元彼の遺言状』(新川帆立・2022年テレビドラマ化)、『がん消滅の罠 完全寛解の謎』(岩木一麻・2018年テレビドラマ化)、『さよならドビュッシー』(中山七里・2013年映画化、2016年テレビドラマ化)、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』(梶永正史・2016年テレビドラマ化)、『一千兆円の身代金』(八木圭一・2015年テレビドラマ化)、『果てしなき渇き』(深町秋生・2014年映画化、映画タイトル『渇き。』)など映像化作品も送り出しています。『このミス』大賞出身作家たちは、ますます活躍の場を広げています。
『このミス』大賞は次世代のエンターテインメント作家を応援しています。
『このミス』大賞は次世代のエンターテインメント作家を応援しています。