第21回『このミス』大賞 1次選考通過作品一覧
第21回を迎える本賞に、計447作品のご応募をいただき、まことにありがとうございました。
1次選考を通過した作品は以下の19作品です。
1次選考通過作品一覧
1次選考通過作品
『亜米利加の邪馬台国』仙藤大猩
邪馬台国は沖縄にあった!
千八百年の時を超えて過去へとタイムスリップしたスマートフォン
謎とスリルとアクションに満ちたSF冒険活劇小説
→作品講評
『時間分裂のミトコンドリア』谷外すみん
タイムリープものの新趣向
その着想には脱帽するしかない
→作品講評
『漆黒の虹』橘むつみ
同僚殺しの容疑者にされたOLが
IT企業の闇に触れるサスペンス
→作品講評
『さよならを言うために飛べ』石川枯野
暴虐の女王たるヒロインに一目惚れ
→作品講評
『龍の卵(ドラゴン・エッグ)』竹鶴銀
台湾、中国、日本にまたがる謀略
東アジアの動乱の影にあるものは……?
→作品講評
『プロメテウス・ゲーム』金童子集
最新VRゲーム体験会は、芸術殺人創造集団の罠だった!?
参加者に非情なゲームを課す仮想世界で起こる殺人事件
大胆不敵な仕掛けを秘めた、VR×サバイバル×本格推理
→作品講評
『飛行機と結婚した女、重婚す』渡辺光太郎
飛行機への異常愛のため変人扱いされている愛子
彼女は周りを巻き込んで、祖父が亡くなった墜落事故の原因を探り出す
→作品講評
『妹はリモート探偵~謎解きはビデオ通話で~』六畳のえる
不登校の妹が目指す、謎解きをきっかけとした学校復帰
妹の手足となって奔走する兄の努力は実を結ぶのか?
キュートなヒロインの活躍を描く〈日常の謎〉連作集
→作品講評
『イックンジュッキの森』美原さつき
舞台はアフリカのコンゴ
ボノボ調査隊を幻の生命体が襲う
企業と研究者と野性の論理がバトルする刺激作
→作品講評
『天の鏡』中村駿季
自分と無関係なトラブルに首を突っ込んでは謝るという奇妙な行為をする男
彼には次々と変な知り合いができてしまい、話は意外な方向へと……
→作品講評
『#誘拐配信』森バジル
誘拐された少女の姿が配信される
彼女を助けに行く少年の目には、特殊な力が
→作品講評
『ゴールデンアップル』三日市零
合法復讐屋が暗躍する四篇
復讐の手口もその描き方もバリエーション豊か
作家としての資質を感じさせる連作短篇集
→作品講評
『レモンと手』くわがきあゆ
肉親を殺された女が真実を追う
巧みなプロットの異色スリラー
→作品講評
『物語は紫煙の彼方に』小西マサテル
「認知症の老人」が「名探偵」たりうるのか?
孫娘の持ち込む様々な「謎」に挑む老人
日々の出来事の果てにある真相とは
→作品講評
『蝶に罪はあったのか』幽塔瑠々
エンドマークで浮かび上がるヒロインの面影が美しい
→作品講評
『爆ぜる怪人』おぎぬまX
正義のヒーローが誘拐犯を殺して被害者少年を救出
奇妙な誘拐事件に登場したヒーローは自分が生み出したのか?
デザイン担当の青年が事件に足を踏み入れる
→作品講評
『おまえの犬』遠藤遺書
山奥の館で犬として監禁されている少女
森の中で道に迷いくだんの館に助けを求める男女
誰もが予想しなかった邂逅が新たな悲劇の幕を開ける
→作品講評
『夜明けと吐き気』鹿乃縫人
探偵や殺人鬼の語りを通じて
連続殺人の推移を記したダークサスペンス
→作品講評
『三島由紀夫対三億円犯人』木村一男
三島由紀夫がノーベル文学賞を受賞した世界
授賞式の折に発生した「三億円事件」
関与を疑われた三島が取った行動とは
→作品講評
次回作に期待
あと一歩の作品に選考委員から一言