第18回『このミス』大賞 選考委員紹介
1次審査委員プロフィール
宇田川拓也(うだがわ・たくや)
1975年、千葉県生まれ。
ときわ書房本店(JR船橋駅南口前)勤務。文芸書、文庫、ノベルス、サブカル担当。横溝正史と大藪春彦を神と崇めるミステリ偏愛書店員。勤務のかたわら、文庫解説の執筆や「ミステリーズ!」、「STORY BOX」にて新刊レビューを連載中。
川出正樹(かわで・まさき)
1963年、愛知県生まれ。慶應義塾大学卒。
雑誌「ミステリーズ!」誌上にて評論「ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション――魅惑の翻訳ミステリ叢書探訪記」を連載中。翻訳ミステリ総合サイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」等でレビューを執筆。毎月、本のサイト〈book@holic〉http://www.bookaholic.jp/ の「翻訳メ~ン」コーナにて、翻訳マン1号として、翻訳マン2号・杉江松恋と翻訳小説オススメ本紹介対談を実施中。
北原尚彦(きたはら・なおひこ)
1962年、東京都生まれ。青山学院大学卒。
小説は日本推理作家協会賞候補となった『シャーロック・ホームズの蒐集』(東京創元社)や『ジョン、全裸連盟へ行く』(ハヤカワ文庫)、『ホームズ連盟の事件簿』(祥伝社文庫)などのホームズ・パスティーシュ、『首吊少女亭』(角川ホラー文庫)、『死美人辻馬車』(講談社文庫)などのヴィクトリア朝を舞台にしたミステリ・幻想小説を得意とする。エッセイは『SF奇書コレクション』(東京創元社)、『古本買いまくり漫遊記』(本の雑誌社)等。翻訳は『ドイル傑作集 全5巻』(創元推理文庫/共編訳)等。アンソロジー『日本版シャーロック・ホームズの災難』(論創社)なども編集。最新刊は『シャーロック・ホームズ 秘宝の研究』(宝島SUGOI文庫)。
(北原尚彦Twitter → http://twitter.com/naohikoKITAHARA)
杉江松恋(すぎえ・まつこい)
1968年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。
最近ではミステリーに限らず小説全般にわたって書評活動を行っています。近著に、『路地裏の迷宮踏査』(東京創元社)、『読み出したら止まらない海外ミステリーマストリード100』(日経文芸文庫)、『東海道でしょう!』(藤田香織との共著。幻冬舎文庫)、『ミステリマガジン700 海外篇』(ハヤカワミステリ文庫。編著)、『ウロボロス ORIGINAL NOVEL』(新潮文庫。神崎裕也原作)などがある。
土屋文平(つちや・ぶんぺい)
1951年、岡山県生まれ。慶應義塾大学卒。大手出版社で文芸担当後、定年退社。在社中に小学館「本の窓」で10年間海外ミステリー紹介ページの連載、御茶ノ水女子大で8年間クリエイティブ・ライティングの講師のアルバイト。現在は神保町の小さな出版社に不定期勤務。
福井健太(ふくい・けんた)
1972年、京都府生まれ。早稲田大学卒。「読楽」「SFマガジン」などで小説とコミックのレビューを担当。著書に『本格ミステリ鑑賞術』がある。
古山裕樹(ふるやま・ゆうき)
1973年、大阪府生まれ。慶応義塾大学卒。「ミステリマガジン」などに書評・解説を執筆。
村上貴史(むらかみ・たかし)
1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。『ミステリマガジン』に作家インタヴュー「迷宮解体新書」を、『小説新潮』に書評「本の森」を連載中。著作は『ミステリアス・ジャム・セッション』(インタヴュー集)、『名探偵ベスト101』(編著)。共著は『ミステリ・ベスト201』『日本ミステリー辞典』他。その他、文庫解説多数。
2次審査委員プロフィール
大森望(おおもり・のぞみ)
1961年、高知県生まれ。京都大学卒。
翻訳家・評論家。著書に『現代SF観光局』(早川書房)、『50代からのアイドル入門』(本の雑誌社)、『新編 SF翻訳講座』(河出文庫)、『21世紀SF1000』(ハヤカワ文庫)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ(豊崎由美と共著、ちくま文庫ほか)など。責任編集の『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。訳書にハクスリー『すばらしい新世界』(ハヤカワepi文庫)、ウィリス『航路』『ドゥームズデイ・ブック』、ディック『ザップ・ガン』、ベイリー『カエアンの聖衣』(以上、ハヤカワ文庫SF)など多数。
千街晶之(せんがい・あきゆき)
1970年、北海道生まれ。立教大学卒。
1995年、第2回創元推理評論賞を受賞。
長篇評論から書評、文庫解説、インタヴュアーとしての仕事まで手広く引き受けている。2004年、『水面の星座 水底の宝石』で第4回本格ミステリ大賞評論・研究部門と第57回日本推理作家協会賞評論・その他部門を受賞。著書は他に『怪奇幻想ミステリ150選』『幻視者のリアル』『読み出したら止まらない! 国内ミステリー マストリード100』『原作と映像の交叉光線』、共著に『ニューウェイヴ・ミステリ読本』『本格ミステリの現在』『日本ミステリー事典』『本格ミステリ・フラッシュバック』など。
村上貴史(むらかみ・たかし)
1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。『ミステリマガジン』に作家インタヴュー「迷宮解体新書」を、『小説新潮』に書評「本の森」を連載中。著作は『ミステリアス・ジャム・セッション』(インタヴュー集)、『名探偵ベスト101』(編著)。共著は『ミステリ・ベスト201』『日本ミステリー辞典』他。その他、文庫解説多数。
最終審査委員プロフィール
大森望(おおもり・のぞみ)
1961年、高知県生まれ。京都大学卒。
翻訳家・評論家。著書に『現代SF観光局』(早川書房)、『50代からのアイドル入門』(本の雑誌社)、『新編 SF翻訳講座』(河出文庫)、『21世紀SF1000』(ハヤカワ文庫)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ(豊崎由美と共著、ちくま文庫ほか)など。責任編集の『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。訳書にハクスリー『すばらしい新世界』(ハヤカワepi文庫)、ウィリス『航路』『ドゥームズデイ・ブック』、ディック『ザップ・ガン』、ベイリー『カエアンの聖衣』(以上、ハヤカワ文庫SF)など多数。
香山二三郎(かやま・ふみろう)
1955年、栃木県生まれ。早稲田大学卒。
コラムニストとして、書評を中心に執筆。「小説推理」等でミステリーガイドを担当。
吉野仁(よしの・じん)
1958年、東京生まれ。中央大学卒。
「小説すばる」誌のほか、雑誌、新聞などで書評、文庫の解説などを執筆。著書に『ミステリ・ベスト201日本篇』(共著、新書館)、『日本ミステリー事典』(共著、新潮社)など。