第16回『このミス』大賞 2次選考通過作品一覧

2次選考の結果、最終候補作は以下の5作に決定しました。
選評には、選考通過のポイントや弱点の指摘などが、的確に書かれています。作品を選ぶ、選考委員の“生”の声ですので、作家志望の方にとっては有益なアドバイスになると思います。今回惜しくも選にもれた方、次回への応募をお考えの方には、ぜひ目を通していただければと思います。

2次選考通過作品一覧

『十三髑髏』水無原崇也
『生態系Gメン』等々力亮
『自白採取』田村和大
『千億の夢、百億の幻』薗田幸朗
『カグラ』くろきとすがや

2次選考コメント

2次選考通過作品

『十三髑髏』水無原崇也

“オーパーツ鑑定士”を名乗る、自分と瓜二つの顔を持つ男
水晶髑髏、黄金シャトル……次々に襲い掛かる事件にオーパーツの影あり
犯人たちの目的とは――?
1次選考講評


『生態系Gメン』等々力亮

希少なチョウの激減と、異常繁殖したと思しきハチの関係は?
瀬戸内海の小島で発生した未曾有の危機に対処する
独立行政法人職員の活躍を描いたサスペンスフルなお仕事小説
1次選考講評


『自白採取』田村和大

手堅い警察小説に練り込まれた非常識な発想。
DNAを疑い始めた警部補は、前代未聞の捜査を推し進めていくことになる
――犯人たちの目的とは?
1次選考講評


『千億の夢、百億の幻』薗田幸朗

AIが書いたミステリー小説に交差する、現実の殺人事件。
「心を持つ人工知能」の研究の行方は。
1次選考講評


『カグラ』くろきとすがや

訳あり植物病理学者と昔の恋人が挑む
枯死するトマトを巡る殺人と拉致
海外企業の魔の手はどこまで延びるのか
1次選考講評