第14回『このミス』大賞受賞作品 城山真一

『ザ・ブラック・ヴィーナス』城山真一(しろやま・しんいち)

【あらすじ】

必要なお金のかわりに
自分の最も大切なものを差し出せますか
――金を通じて人の心を描き出す小説

最終選考委員コメント

「たいへんリーダビリティが高く、あっという間に読める金融もの。ヒロインのキャラ立ちも抜群」
大森望


「異色のコンビを配した経済サスペンスで、くいくい読ませる快作」
香山二三郎


「導入部から怒涛のラストまで、一気呵成に読ませるリーダビリティは今応募作中、随一」
茶木則雄


「個性的なキャラクターの登場、ドラマづくりのうまさなど、小説としての完成度が高く、最後まで楽しめた」
吉野仁

城山真一(しろやま・しんいち)受賞コメント

城山真一
今年、北陸新幹線が開通し、能登を舞台にした連続ドラマが放送されたことで、石川のまちは大勢の人が行き交い、今まで経験したことのない活気に溢れています。そんな年に受賞できたのは、偶然ではなく運のようなものを感じました。まちの醸し出すエナジーが僕にまで作用して、ひきよせの力が働いてくれたのかなと。これからも「まち」と「ひと」への感謝の気持ちを忘れずに創作の道を進んでいきたいと思います。