第14回『このミス』大賞 1次選考通過作品
第14回を迎える本賞に、計414作品のご応募をいただき、まことにありがとうございました。
1次選考を通過した作品は以下の19作品です。
1次選考通過作品一覧
1次選考通過作品
『僕の人生は君が未来へ ~You’ll tell our future beyond my life~』橿真由宇
危険に晒された生命が見える
過酷な宿命を負った少年のドラマ
→ 作品講評
『偽りの報酬』高階文彬
最新の訓練を受けた自衛隊員の起こす不可解な事件
様々なトラブルを起こす私立学校の生徒たち
謎のシステムは一体何をもたらすのか?
→ 作品講評
『I・D』I・D
太陽のない世界に住む16歳の姉イトと中一の弟ヤーに
フルートの天才や老女画家、小説家が絡んで
謎の電子書籍を巡り意外な結末へ
→ 作品講評
『仮性の狂気』烏丸少吾
俺はいったい誰なんだ? 鏡の中には見知らぬ自分
アイデンティティを失った男、妻の行方を捜す男、連続殺人を追う刑事たち
彼らが見出した真相とは……?
→ 作品講評
『カササギの計略』才羽楽
平凡な大学生の前に現れた謎の美女
彼女が会いに来た理由と“計略”とは?
→ 作品講評
『麦穂の檻』香川伸夫
製パン会社資材部の30過ぎのOLは犯罪者
リストラされそうになって会社に反撃に出る
あの手この手の違法な手段が新鮮
→ 作品講評
『女詐欺師』小和田ワコ
ヤミ金の事務員から、詐欺グループの幹部へ
汚れた社会を生き延びる女の運命は……?
→ 作品講評
『渇いた闇』野口浩孝
過去のいじめ自殺が事件の発端なのか
発見された刺殺死体が過去を蘇らせる
じっくり読ませる本格派警察小説
→ 作品講評
『十四番目の月が上る』海江田水戸
虐待されて育った少年、孤立気味の少女
その周囲で起こった殺人とは……?
→ 作品講評
『神の値段』一色さゆり
人前に姿を見せない前衛芸術家・川田無名
唯一その正体を知るギャラリー経営者の死
果たして無名に隠された秘密とは?
→ 作品講評
『準備日の五階』秋多川祥二
学園祭の準備日にトラブルが頻発
実行委員長が奔走する青春ミステリー
→ 作品講評
『飼育瓶』堤リュウカ
大きな虫の体内に潜り込んでみよう
救われるよ――
→ 作品講評
『たまらなくグッドバイ』大津ミツオ
八百長疑惑で自殺した往年の名投手
彼にまつわる数々の謎の真相は?
→ 作品講評
『ネットカフェ・チルドレン』井塚智宏
ネットカフェ難民の若者が出会ったワケありの人々
四つの事件からなる連作ミステリ
→ 作品講評
『ロンリー・プラネット』雄太郎
3000人が住む中年単身者限定マンションで
奇妙な人たちが奇妙な殺人事件に遭遇
特異な設定をリアルに描ききる力作
→ 作品講評
『南の島に物語が降る』木村一男
「芋虫」+『ジョニーは戦場に行った』!
ルソン島攻防戦と伝単作戦を巡る奇妙な物語
→ 作品講評
『ヘリオス・フォーリング』村上暢
舞台は上空三〇〇〇メートル
武装ゲリラが巨大飛行船で起こした人質事件を解決せよ!
→ 作品講評
『ザ・ブラック・ヴィーナス』城山真一
必要なお金のかわりに
自分の最も大切なものを差し出せますか
――金を通じて人の心を描き出す小説
→ 作品講評
『病の終わり、もしくは続き』楓蛍
大量殺人を目論む女子高生の運命は?
悪意が悪意を呼ぶ学園サスペンス
→ 作品講評
次回作に期待
あと一歩の作品に選考委員から一言