第8回『このミス』大賞優秀賞

『パチプロ・コード』伽古屋 圭市

伽古屋 圭市 (かこや けいいち) プロフィール

1972年、大阪府生まれ。公務員退職後、全国を放浪し、 パチプロとして生計を立てる。名古屋市在住。

【最終選考委員コメント】

「パチプロの主人公の生活感あふれる日常描写がすばらしくリアル。脇役陣も印象的」
大森望


「パチプロ世界×暗号トリック=稀代のコンゲーム・ミステリー! 知的快感を堪能させてくれる日本のウエストレイク登場」
香山二三郎


「キャラクターの魅力と語り口の心地よさでは、全応募作の中で1、2を争う出来映え」
茶木則雄


「パチンコ裏世界のリアリズム、軽妙なキャラクター、凝りに凝った仕掛けの数々と、題材、人物、趣向の3拍子が揃った痛快作だ」
吉野仁

伽古屋圭市(かこや・けいいち)受賞コメント

人生で一度は言ってみたい台詞ってありますよね。「子供じゃないんだ。わかる、だろ?」とか、「お嬢さん、セイフティがかかったままだぜ」とか、「(ガラッ)話は聞かせてもらったよ」とか、「俺のことはいいから先に行け!」「お前を置いて行けるかよ!」「俺はもうダメだ。彼女を頼むっ」「……わかった。すまん!」の助かるほうとか。小説を書いて苦節ウン年、ようやくこのセリフが言えます。では、言います。……あ、残り文字