第22回『このミス』大賞 1次選考通過作品一覧
第22回を迎える本賞に、計409作品のご応募をいただき、まことにありがとうございました。
1次選考を通過した作品は以下の24作品です。
1次選考通過作品一覧
1次選考通過作品
『ウィザーズエンド』サティスファクション吉田
魔法使い版『そして誰もいなくなった』in 見えない飛行船
死なないはずの魔法使いを次々に殺した犯人は?
→作品講評
『バンカー・バンカー』堂ジョン
地下千メートルで起きた異常事態
みな謎の死を遂げていく、どこまでも物理的に
→作品講評
『悪魔のロジック神のセオリー』桂木希
無差別大量殺人犯の計画を阻止するのは
超人的頭脳の天才棋士か、世界最高度のAIか
大規模犯罪と人工知能の進化を巡る大攻防劇
→作品講評
『ブリッジ』青山蕨
舞台は地方創生プロジェクト推進中の山村
三人の独居老人はなぜネイルガンで殺害されたのか?
小さな共同体の暗部を照射した骨太な警察小説
→作品講評
『箱庭の小さき賢人たち』海底明
学内限定のポイントは、学食でも使えるし単位すら買うことが出来る――
そんな商科大学で、学生たちが経済バトルを繰り広げる!
→作品講評
『秘境駅に消える』風戸涼
山深い秘境駅に向かった恩師が消えてしまった!?
鉄道研究会所属の女子大生たちが先生捜しを繰り広げる
活きのいい青春ユーモア×鉄女ミステリ
→作品講評
『殿塚に呪いをかけないか』木元哉多
小学生のときの呪いが、七年後に動き出す
ひとりずつ殺されていく「呪った仲間たち」、次に狙われるのは誰だ
→作品講評
『不退転の花』蒼峰天嶺
重い題材を描ききった圧巻の筆力――
女性刑事が、捜査上のパートナーである年下のキャリア警視とともに
卑劣な犯人を追う!
→作品講評
『容疑者「幽霊」』永世文人
はたして犯人は幽霊なのか
この世とあの世をつないで解明するのが名探偵だ
→作品講評
『運命の子』矢崎紺
隔絶された村で老人が変死した
殺人犯の正体と村の秘密をめぐる本格ミステリー
→作品講評
『悪魔のDスナイパー』瀬野純
家族を失くしたウクライナ少年が
得意のドローン操作を駆使して戦う
いま正に旬なテーマの復讐劇
→作品講評
『龍と熊の捜査線』新藤元気
科捜研ヒロインとゴツい刑事のコンビが活躍する
警察科学捜査小説の最前線をゆく迫力
→作品講評
『マリンフラワーの密室』雨地草太郎
謎の魅力で読者の心を掴みたいという
強い意欲を感じる
→作品講評
『空白の椅子』橘むつみ
IT企業の昇進試験に集められた6人の男女
しかし彼らに与えられた課題は
現実の殺人事件の犯人を見つけ出せというものだった!
→作品講評
『空港を遊泳する怪人の話』阿波野秀汰
国際空港で発生したLCC社長誘拐事件
一見単純な身代金目的と思われた犯罪の裏に
意外な動機が隠された劇場型犯罪ミステリ
→作品講評
『ミイラの仮面と欠けのある心臓』白川尚史
あの世に行くために謎解きをする死者、
という設定が成功している
→作品講評
『あなたの事件、高く売ります。』長瀬遼
沖縄に十億円をばらまけ!
派手な犯罪の行きつく結末は?
→作品講評
『見える人たち』山本そら
幽霊を視認できる人々と殺人事件の顛末を描く
破天荒なオカルトミステリー
→作品講評
『死に至る6バイト』上田春雨
「死ね」一言の呪詛が人を殺す
過酷な境遇を生き抜く少女の物語
→作品講評
『失われし者のために』桐生圭一
幼い娘の異変は、死者の霊によるものか?
失われた者が帰ってくる物語
→作品講評
『脳取-ノットリ-』山田星霜
多重人格者による殺人事件の裁判と
脳内に宿った”意識”の陰謀を描く奇想サスペンス
→作品講評
『嘘つきな探偵に真実を』天地理
ロジックで読者をもてなそうという
気概は二重丸
→作品講評
『溺れる星くず』遠藤遺書
所属事務所の社長を殺して山に埋めたアイドルたちを襲う危機また危機――
だが彼女たちは歌い続ける!
→作品講評
『ニケの首』酒呑堂ひよこ
猟奇殺人鬼が五年ぶりに動き出した
少年たちと刑事が犯人に挑む哀切なサスペンス
→作品講評
次回作に期待
あと一歩の作品に選考委員から一言