第12回『このミス』大賞 2次選考通過作品一覧

2次選考の結果、最終候補作は以下の7作に決定しました。
選評には、選考通過のポイントや弱点の指摘などが、的確に書かれています。作品を選ぶ、選考委員の“生”の声ですので、作家志望の方にとっては有益なアドバイスになると思います。今回惜しくも選にもれた方、次回への応募をお考えの方には、ぜひ目を通していただければと思います。
最終選考結果は9月下旬発表予定です。

2次選考通過作品一覧

『ホテル・カリフォルニア』/村上暢
『正邪の獄』/影山匙
『幸せの戦略』/志門凛ト
『真相を暴くための面倒な手続き』/梶永正史
『ボクが9歳で革命家になった理由』/八木未
『生き霊』/越谷友華
『勇者たちの挽歌』/小池康弘

2次選考委員コメント

2次選考通過作品

『ホテル・カリフォルニア』 村上暢(むらかみ・のぶ)

砂漠の奥地に建つ館で連続殺人に巻き込まれた気ままな二人組。
イーグルスの名曲を手掛かりに日本人ミュージシャンが謎を解く。
作品講評


『正邪の獄』 影山匙(かげやま・さじ)

二人は刑事に、二人は泥棒に――。
別の道を歩む幼なじみ四人組の今を描いた
刺激的な展開の刑事&犯罪小説
作品講評


『幸せの戦略』 志門凛ト(しもん・りんと)

無名投資ファンドの依頼に潜む謎とは!?
コンサルタントの視点から企業の真意に迫る
新鉱脈「コンサルティング・ミステリ」の発見だ!
作品講評


『真相を暴くための面倒な手続き』 梶永正史(かじなが・まさし)

元警察官はなぜ銀行に立て籠もったのか?
都市伝説として語られる“秘密組織”が
歴史の暗部に挑むトリッキーなサスペンス
作品講評


『ボクが9歳で革命家になった理由』八木未(やぎ・ひつじ)

政治家の孫が誘拐された。
身代金は日本の財政赤字額の991兆円。
犯人の狙いは? 決着は?
作品講評


『生き霊』 越谷友華(こしがや・ゆうか)

男児の変死体が見つかった。
DNA検査の結果、犯人は刑務所の中に
謎が謎を呼ぶサスペンス
作品講評


『勇者たちの挽歌』 小池康弘(こいけ・やすひろ)

女子マラソン選手が意外な活躍
撃墜された航空機で預かった秘密とは。
目を離せない軍事アクション小説
作品講評