第12回選考委員紹介
1次審査委員プロフィール
宇田川拓也(うだがわ・たくや)
1975年、千葉県生まれ。和光大学人文学部卒。
ときわ書房本店(JR船橋駅南口前)勤務。文芸書、文庫、ノベルス、サブカル担当。横溝正史と大藪春彦を神と崇めるミステリ偏愛書店員。勤務のかたわら、文庫解説の執筆や「ミステリーズ!」、「STORY BOX」にて新刊レビューを連載中。
北原尚彦(きたはら・なおひこ)
1962年、東京都生まれ。青山学院大学卒。
小説はヴィクトリア朝を舞台にしたミステリ・幻想短篇集『首吊少女亭』(角川ホラー文庫)、『死美人辻馬車』(講談社文庫)等。エッセイは『SF奇書天外』(東京創元社)、『古本買いまくり漫遊記』(本の雑誌社)等。翻訳は『ドイル傑作集 全5巻』(創元推理文庫/共編訳)やアメコミ『ヴィクトリアン・アンデッド シャーロック・ホームズvs.ゾンビ』(小学館集英社プロダクション)等。アンソロジーも編集。最近のミステリー作品は「ジョン、全裸連盟へ行く」(「ミステリマガジン」2013年4月号)など。近作は「バスカヴィル家の怪魔」(創土社『ホームズ鬼譚~異次元の色彩』収録・予定)。
「北原尚彦の書物的日常」http://homepage3.nifty.com/kitahara/
Twitter : http://twitter.com/naohikoKITAHARA
杉江松恋(すぎえ・まつこい)
1968年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。
最近ではミステリーに限らず小説全般にわたって書評活動を行っています。近著に藤田香織さんとの共著で旅行エッセイ『東海道でしょう!』(幻冬舎文庫)。また、本と書評を楽しむサイトBOOKJAPAN(http://bookjapan.jp/)を主宰していますので、一度ご覧になってください。
膳所善造(ぜぜ・ぜんぞう)
1963年、愛知県生まれ。慶應義塾大学卒。
雑誌「ミステリーズ!」誌上にて評論「ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション――魅惑の翻訳ミステリ叢書探訪記」を連載中。翻訳ミステリ総合サイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」や「ミステリマガジン」等でレビューを執筆。著書に『ミステリ・ベスト201』『ミステリ絶対名作201』等(すべて共著、新書館)がある。
土屋文平(つちや・ぶんぺい)
1951年、岡山県生まれ。慶應義塾大学卒。大手出版社で文芸担当後、定年退社。在社中に小学館「本の窓」で10年間海外ミステリー紹介ページの連載、御茶ノ水女子大で8年間クリエイティブ・ライティングの講師のアルバイト。現在は神保町の小さな出版社に不定期勤務。
福井健太(ふくい・けんた)
1972年、京都府生まれ。早稲田大学卒。在学中はワセダミステリクラブに所属。2013年に『本格ミステリ鑑賞術』で第13回本格ミステリ大賞を受賞。「ミステリマガジン」「SFマガジン」などでミステリとコミックのレビューを担当している。
古山裕樹(ふるやま・ゆうき)
1973年、大阪府生まれ。慶応義塾大学卒。「ミステリマガジン」などに書評・解説を執筆。
村上貴史(むらかみ・たかし)
1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。『ミステリマガジン』に作家インタヴュー『迷宮解体新書』を、『ダ・ヴィンチ』では「絶対読んでトクする14冊 七人のブックウォッチャー」にて書評を連載中。著作は『ミステリアス・ジャム・セッション』(インタヴュー集)、『名探偵ベスト101』(編著)。共著は『ミステリ・ベスト201』『日本ミステリー辞典』『本当におもしろい警察小説100』他。
2次審査委員プロフィール
千街晶之(せんがい・あきゆき)
1970年、北海道生まれ。立教大学卒。
1995年、第2回創元推理評論賞を受賞。
長篇評論から書評、文庫解説、インタヴュアーとしての仕事まで手広く引き受けている。 2004年、『水面の星座 水底の宝石』で第4回本格ミステリ大賞評論・研究部門と第57回日本推理作家協会賞評論・その他部門を受賞。著書は他に『ミステリを書く!』『怪奇幻想ミステリ150選』『幻視者のリアル』、共著に『ニューウェイヴ・ミステリ読本』『本格ミステリの現在』『日本ミステリー事典』、『本格ミステリ・フラッシュバック』など。
茶木則雄(ちゃき・のりお)
1957年、広島県生まれ。青山学院大学中退。
ミステリー専門書店「ブックス深夜プラス1」店長を経てフリーに。新聞、雑誌などで幅広く執筆活動を続け、一時書店業界に復帰するも、現在はフリーの立場で出版プロデュース等を手がける。著書にエッセイ集『帰りたくない!』(光文社知恵の森文庫)。
村上貴史(むらかみ・たかし)
1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。『ミステリマガジン』に作家インタヴュー『迷宮解体新書』を、『ダ・ヴィンチ』では「絶対読んでトクする14冊 七人のブックウォッチャー」にて書評を連載中。著作は『ミステリアス・ジャム・セッション』(インタヴュー集)、『名探偵ベスト101』(編著)。共著は『ミステリ・ベスト201』『日本ミステリー辞典』『本当におもしろい警察小説100』他。
最終審査委員プロフィール
大森望(おおもり・のぞみ)
1961年、高知県生まれ。京都大学卒。
翻訳家・評論家。著書に『新編 SF翻訳講座』(河出文庫)、『21世紀SF1000』(ハヤカワ文庫JA)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ(豊崎由美と共著、PARCO出版)、『読むのが怖い!』シリーズ(北上次郎と共著、ロッキング・オン)など。編訳のスタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)のほか、訳書多数。編纂するアンソロジーに『NOVA』シリーズ(河出文庫)、『不思議の扉』シリーズ(角川文庫)、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』(ハヤカワ文庫SF)など多数。
ウェブサイトURL http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/
香山二三郎(かやま・ふみろう)
1955年、栃木県生まれ。早稲田大学卒。
コラムニストとして、書評を中心に執筆。「小説推理」等でミステリーガイドを担当する他、CSテレビ「AXNミステリー」の書評番組「AXNミステリーBOOK倶楽部」にも出演。
茶木則雄(ちゃき・のりお)
1957年、広島県生まれ。青山学院大学中退。
ミステリー専門書店「ブックス深夜プラス1」店長を経てフリーに。新聞、雑誌などで幅広く執筆活動を続け、一時書店業界に復帰するも、現在はフリーの立場で出版プロデュース等を手がける。著書にエッセイ集『帰りたくない!』(光文社知恵の森文庫)。
吉野仁(よしの・じん)
1958年、東京生まれ。中央大学卒。
「小説すばる」誌のほか、雑誌、新聞などで書評、文庫の解説などを執筆。著書に『ミステリ・ベスト201日本篇』(共著、新書館)、『日本ミステリー事典』(共著、新潮社)など。