第11回選考委員紹介
1次審査委員プロフィール
宇田川拓也(うだがわ・たくや)
1975年、千葉県生まれ。和光大学人文学部卒。
千葉県船橋市ときわ書房本店勤務。横溝正史と大藪春彦を神と崇めるミステリ偏愛書店員。勤務の傍ら、新刊レビューや文庫解説を執筆。
北原尚彦(きたはら・なおひこ)
1962年、東京都生まれ。青山学院大学卒。
小説はヴィクトリア朝を舞台にしたミステリ・幻想短篇集『首吊少女亭』(角川ホラー文庫)、『死美人辻馬車』(講談社文庫)等。エッセイは『SF奇書天外』(東京創元社)、『古本買いまくり漫遊記』(本の雑誌社)等。翻訳は『ドイル傑作集 全5巻』(創元推理文庫/共編訳)等。アンソロジー『日本版シャーロック・ホームズの災難』(論創社)も編集。東京創元社の「Webミステリーズ!」にて「SF奇書天外REACT」連載中。最近のミステリ作品は「ジョンの推理法修業」(「ミステリマガジン」2012年9月号)、「ノーフォークの人狼卿の事件」(「ミステリーズ! 52号」2012年4月号)など。
「北原尚彦の書物的日常」http://homepage3.nifty.com/kitahara/
杉江松恋(すぎえ・まつこい)
1968年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。
「本の雑誌」「週刊SPA!」「ハヤカワ・ミステリマガジン」などでミステリ書評を中心に活動しています。近著にノベライズ『外事警察 その男に騙されるな』(イースト・プレス)。また、本と書評を楽しむサイトBOOKJAPAN(http://bookjapan.jp/)を主宰していますので、一度ご覧になってください。
膳所善造(ぜぜ・ぜんぞう)
1963年、愛知県生まれ。慶應義塾大学卒。
雑誌「ミステリーズ!」誌上にて評論「ミステリ・ライブラリ・インヴェスティゲーション」を連載中。翻訳ミステリ総合サイト「翻訳ミステリー大賞シンジケート」や「ミステリマガジン」等でレビューを執筆。著書に『ミステリ・ベスト201』『ミステリ絶対名作201』等(すべて共著、新書館)がある。
土屋文平(つちや・ぶんぺい)
1951年、岡山県生まれ。慶應義塾大学卒。大手出版社で文芸担当後、定年退社。朝日
カルチャーで小説講座。海外ミステリー中心の読書生活。
福井健太(ふくい・けんた)
1972年、京都府生まれ。早稲田大学卒。「ミステリマガジン」「SFマガジン」などでミステリとコミックのレビューを連載中。著書に『本格ミステリ鑑賞術』がある。参加した単行本は『日本ミステリー辞典』『越境する本格ミステリ』ほか多数。
古山裕樹(ふるやま・ゆうき)
1973年、大阪府生まれ。慶応義塾大学卒。「ミステリマガジン」などに書評・解説を執筆。
村上貴史(むらかみ・たかし)
1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。『ミステリマガジン』に『迷宮解体新書』という作家インタヴューを、『ダ・ヴィンチ』では「絶対読んでトクする14冊 七人のブックウォッチャー」にて書評を連載中。著作は『ミステリアス・ジャム・セッション』(インタヴュー集)、『名探偵ベスト101』(編著)。共著は『ミステリ・ベスト201』『日本
ミステリー辞典』『本当におもしろい警察小説100』他。
2次審査委員プロフィール
千街晶之(せんがい・あきゆき)
1970年、北海道生まれ。立教大学卒。
1995年、第2回創元推理評論賞を受賞。
長篇評論から書評、文庫解説、インタヴュアーとしての仕事まで手広く引き受けている。 2004年、『水面の星座 水底の宝石』で第4回本格ミステリ大賞評論・研究部門と第57回日本推理作家協会賞評論・その他部門を受賞。著書は他に『ミステリを書く!』『怪奇幻想ミステリ150選』『幻視者のリアル』、共著に『ニューウェイヴ・ミステリ読本』『本格ミステリの現在』『日本ミステリー事典』、『本格ミステリ・フラッシュバック』など。
茶木則雄(ちゃき・のりお)
1957年、広島県生まれ。青山学院大学中退。
ミステリー専門書店「ブックス深夜プラス1」店長を経てフリーに。新聞、雑誌などで幅広く執筆活動を続け、一時書店業界に復帰するも、現在はフリーの立場で出版プロデュース等を手がける。著書にエッセイ集『帰りたくない!』(光文社知恵の森文庫)。
村上貴史(むらかみ・たかし)
1964年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒。『ミステリマガジン』に『迷宮解体新書』という作家インタヴューを、『ダ・ヴィンチ』では「絶対読んでトクする14冊 七人のブックウォッチャー」にて書評を連載中。著作は『ミステリアス・ジャム・セッション』(インタヴュー集)、『名探偵ベスト101』(編著)。共著は『ミステリ・ベスト201』『日本ミステリー辞典』『本当におもしろい警察小説100』他。
最終審査委員プロフィール
大森望(おおもり・のぞみ)
1961年、高知県生まれ。京都大学卒。
翻訳家・評論家。著書に『新編 SF翻訳講座』(河出文庫)、『21世紀SF1000』(ハヤカワ文庫JA)、『文学賞メッタ斬り!』シリーズ(豊崎由美と共著、PARCO出版)、『読むのが怖い!』シリーズ(北上次郎と共著、ロッキング・オン)など。編訳のスタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)のほか、訳書多数。編纂するアンソロジーに『NOVA』シリーズ(河出文庫)、『不思議の扉』シリーズ(角川文庫)、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』(ハヤカワ文庫SF)など多数。
ウェブサイトURL http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/
香山二三郎(かやま・ふみろう)
1955年、栃木県生まれ。早稲田大学卒。
コラムニストとして、書評を中心に執筆。「小説推理」等でミステリーガイドを担当する他、CSテレビ「AXNミステリー」の書評番組「AXNミステリーBOOK倶楽部」にも出演。
茶木則雄(ちゃき・のりお)
1957年、広島県生まれ。青山学院大学中退。
ミステリー専門書店「ブックス深夜プラス1」店長を経てフリーに。新聞、雑誌などで幅広く執筆活動を続け、一時書店業界に復帰するも、現在はフリーの立場で出版プロデュース等を手がける。著書にエッセイ集『帰りたくない!』(光文社知恵の森文庫)。
吉野仁(よしの・じん)
1958年、東京生まれ。中央大学卒。
「小説すばる」「小説宝石」のほか各誌で書評を執筆。著書に『ミステリ・ベスト201日本篇』(共著、新書館)、『日本ミステリー事典』(共著、新潮社)など。