第15回『このミス』大賞受賞作品 クルス機関

『クルス機関』柏木伸介(かしわぎ・しんすけ)

【あらすじ】

日本に潜伏している北朝鮮の工作員が
大規模破壊工作を画策している――
果たして、独断専行の外事課捜査官はテロを防げるか

最終選考委員コメント

「硬軟・緩急の使い分けもうまく、エンターテインメントとして上々の仕上がり」
大森望


「公安警察版の『新宿鮫』。クライマックスのテロ・シーンに向けてサスペンスを高めていく演出もスリリングのひと言だ」
香山二三郎


「骨太なプロットはヒネリも利いていて、ラストまでぐいぐい読ませる」
茶木則雄


「迫真のリアリティと大胆な虚構性。そのバランスが絶妙で、思わず物語にひきこまれてしまう」
吉野仁

柏木伸介(かしわぎ・しんすけ)受賞コメント

柏木伸介
ずっと暗い森の中を彷徨うように書き続けてきて、賞をいただけましたら光が射すと思っておりましたが、更に深い奥の方へ踏み込んでしまったようです。この先、どうなるのでしょうか。拙作を選んでいただきました選考委員の皆様、宝島社の皆様、応援してくださっている皆様。本当にありがとうございます。何処まで行けるか分かりませんが、力の限り進んでいく所存ですので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。