第12回『このミス』大賞受賞 梶永正史

『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』梶永正史(かじなが・まさし)

(応募時タイトル:『真相を暴くための面倒な手続き』)

【あらすじ】

元警察官はなぜ銀行に立て籠もったのか?
都市伝説として語られる“秘密組織”が
歴史の暗部に挑むトリッキーなサスペンス

【最終選考委員コメント】

「すぐにでも映像化されそうな(エンターテインメントとしての)もてなしのよさがポイント。
舞台設定もキャラクター設定もすばらしい。」
大森望


「序盤から軽快に読ませ、後半にも思いも寄らない展開が待っていた。笑いのセンスもあるし、商品性高し。」
香山二三郎


「警察ミステリーの常識を覆す発想の数々は、見事の一語に尽きる。この”電卓女”の圧倒的存在感に拍手喝采を送りたい。」
茶木則雄


「ヒロインの警部補キャラと意表をつく展開がいい。伏線や仕掛けを含め、全体にわたって娯楽性が発揮され、くいくいと読ませる。文句なしの大賞受賞だ。」
吉野仁

梶永正史(かじなが・まさし)受賞コメント


本賞には4年連続で応募させていただいておりましたが、もともと器用貧乏で飽きっぽい性格の私がここまでひとつのことに打ち込めたのは、時に辛辣な読者であり助言者でもあった友人たちの支えがあってこそだと感じています。そして、これからは多くの人に「あぁ面白かった!」と言ってもらえるようなエンターテイメント作品を書いていきたい。今、その想いを強くしています。この度は、本当にありがとうございました。